恵比寿南DENTAL

恵比寿の歯医者「恵比寿南DENTAL」|夜19時まで診療

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歯のコラム​

歯茎から出血…考えられる原因と歯周病との関係

歯を磨いていたら突然、歯茎から血が出た…そんな経験はありませんか?
一時的なものだと放っておいてしまいがちですが、実はこの「歯茎からの出血」、お口の中の健康状態を知らせる大切なサインかもしれません。
歯茎の出血の原因は、歯周病やブラッシングの仕方の問題、生活習慣、体調の変化までさまざまです。なかには歯だけでなく、全身の病気が関係しているケースもあります。
この記事では、歯茎から出血する原因や歯周病との関係、出血時の対処法や予防のセルフケアまで、歯科医の視点から解説します。毎日の歯磨きがもっと安心できるものになるように、正しい知識を身につけましょう。

目次

  1. 健康な歯茎の特徴とは
  2. 歯茎から出血する原因
  3. 歯茎の出血と歯周病との関係
  4. 出血した時の対処法と受診の目安
  5. 歯茎の出血を防ぐセルフケア
  6. よくある質問
  7. まとめ

1. 健康な歯茎の特徴とは

まず、「健康な歯茎とはどんな状態なのか?」を知ることが重要です。正常な歯茎には、次のような特徴があります。

・色は薄いピンク色で、引き締まっている
・歯と歯の間をふっくらと満たしている
・歯を磨いたり、食べたりしても出血しない
・腫れや痛みがない

このような状態を保てていれば、基本的に歯茎は健康と言えます。しかし、もし歯茎が赤く腫れていたり、触れると血が出る場合、それは炎症が起きている可能性があり、何らかの原因によってトラブルが進行しているサインです。

2. 歯茎から出血する原因

歯茎からの出血は、たった1つの原因で起きるわけではありません。以下に主な原因を紹介していきます。

2-1. 歯周病

歯茎の出血で最も多い原因は「歯周病」です。これは、歯と歯茎の間にたまった歯垢(プラーク)の中に含まれる細菌が原因で起きる炎症性の病気です。
初期段階では「歯肉炎」と呼ばれ、歯茎の腫れや出血が主な症状です。しかし、進行すると「歯周炎」となり、歯を支えている骨にまでダメージを及ぼします。放っておくと、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあるため、早期発見・治療が何より大切です。

2-2. 強すぎるブラッシング

「しっかり磨かなきゃ」と、歯磨きの際に力を入れすぎていませんか?実は、強すぎるブラッシングにより、歯茎に小さな傷ができて出血することがあります。特に「かため」の毛の歯ブラシを使用している方は、注意が必要です。大切なのは強さではなく、やさしく細かく動かすこと。毛先を歯と歯茎の境目に軽く当て、ペンを持つような持ち方で磨くと、出血を防ぎつつ、お口の中を清潔に保つことができます。

2-3. 被せ物や詰め物が合っていない

被せ物が歯と合っていないと、すき間に汚れや細菌がたまり、炎症や出血を引き起こす原因となります。フロスが引っかかる、舌で触ると違和感があるなどの症状があれば注意が必要です。さらに、そのままにしておくと歯周病のリスクも高まるため、早めに歯科医院で、被せ物の調整や作り直しの相談をしましょう。

2-4. ホルモンバランスの変化

女性はホルモンの変化によって歯茎が敏感になることがあります。特に思春期、妊娠中、更年期はホルモンの影響で歯茎が腫れやすく、出血しやすい時期です。
また、妊娠中は女性ホルモンが急増し、特定の細菌の増殖が促されます。その結果、「妊娠性歯肉炎」と呼ばれる歯茎の炎症が起こりやすくなります。これにより、早産や低体重児の出産リスクが高まるため、特に注意が必要です。

2-5. 薬の副作用

服用している薬が歯茎の出血を引き起こすこともあります。たとえば、高血圧の薬や抗てんかん薬、免疫抑制剤、さらに血液をサラサラにする抗凝固薬などがその代表例です。薬の作用により歯茎が腫れたり、出血が止まりにくくなる場合もあります。歯科医院を受診するときは必ず服用中の薬を伝えることで、安全で適切な治療につながります。

2-6. 生活習慣の乱れ

不規則な生活や栄養バランスの偏った食事、睡眠不足、喫煙、慢性的なストレスは、歯茎の健康に大きな影響を与えます。これらの要因によって免疫力が低下すると、歯茎に炎症が起きやすくなり、結果として出血もしやすくなる状態が続いてしまいます。
生活習慣の見直しは歯茎の出血を防ぐだけでなく、お口全体、そして体の健康を守るうえでも欠かせない取り組みです。

2-7. 血液や全身の病気

歯茎の出血は、全身の病気が原因になっている場合もあります。たとえば、倦怠感や発熱、青あざができやすい、歯茎以外からも出血があるなどの症状を伴うときは注意が必要です。糖尿病や白血病などの疾患が関係している可能性もあるため、自己判断せずに内科と歯科の両方で相談することが望ましいです。

3. 歯茎の出血と歯周病との関係

3-1. 歯周病とは

歯周病は、歯と歯茎の間にたまった細菌(プラーク)が原因で起こる、歯茎や歯を支える骨に炎症を引き起こす病気です。初期段階では「歯肉炎」と呼ばれ、歯茎に軽い腫れや出血が見られる程度です。しかし、進行すると「歯周炎」となり、最終的には歯を支える骨が破壊され、歯が抜けてしまうこともあります。

実際、歯茎からの出血のうち約7〜8割は歯周病が原因です。また、厚生労働省の調査では、日本人成人の約8割が何らかの歯周病にかかっているという結果が出ています。自覚症状がないまま進行しているケースも多く、気づいたときにはかなり進行していることも。

歯茎からの出血は、歯周病の最もわかりやすい初期サインのひとつ。早期に気づいて適切な処置をすることが、将来の歯の健康を守るカギとなります。

3-2. 歯周病の進行と症状

歯周病は、進行段階に応じて症状が変化していきます。以下は、進行の流れとその際に見られる主な症状です。

進行レベル  出血の特徴その他の症状
歯肉炎歯磨き時に出血しやすくなる歯茎の赤み・軽い腫れ、痛みはほぼなし
軽度歯周炎出血の頻度が高まり、歯周ポケット内からも出血歯茎の後退、口臭、違和感、歯が長く見える
中度歯周炎出血に加え、膿が混じることもある歯のぐらつき、噛みにくさ、強い口臭、不快感
重度歯周炎出血が慢性的に続き、止まりにくいこともある歯槽骨の破壊、歯根の露出、歯の動揺、痛み、抜歯が必要な場合も

4. 出血した時の対処法と受診の目安

4-1. 自宅での対処法

出血部分を強く刺激しないよう注意し、清潔なガーゼで軽く押さえるように止血しましょう。また、出血後はアルコールや辛いものなどの刺激物は避けるのが望ましいです。出血が治まった後は、毛先のやわらかい歯ブラシで丁寧なケアを再開してください。

4-2. 歯科医院を受診するタイミング

出血があるからといって必ずしも深刻であるとは限りません。ただし、次のような症状がある場合は早めの受診をおすすめします。

・歯磨きのたびに毎回出血する、または出血が続いている
・歯茎が赤く腫れていて、押すと痛みや違和感がある
・口臭が強くなった、または人に指摘されるようになった
・歯がぐらぐらする、噛むと浮いたような感覚がある
・出血に加えて、膿のような分泌物や強い口のねばつきがある

5. 歯茎の出血を防ぐセルフケア

毎日のケアが、歯茎の健康維持に直結します。以下のポイントを意識してみてください。

5-1. 正しいブラッシングの習慣

硬い歯ブラシや強い力での磨き方は歯茎を傷つけてしまいます。やわらかめの歯ブラシを選び、毛先を歯と歯茎の境目に軽く当てて小刻みに動かしましょう。毛先が広がらない程度の軽い力で磨くことが、歯茎への負担を減らすポイントです。

5-2. 補助器具の活用

歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを完全に落とすのは難しいです。デンタルフロスや歯間ブラシを取り入れることで清掃効果が高まります。さらに洗口剤を併用することで、口腔内の細菌をコントロールできます。

5-3. 食生活と生活習慣の改善

ビタミンCやカルシウムをしっかり摂ることで、歯や歯茎を丈夫に保つことができます。また、禁煙やしっかり休むことも、歯茎の健康につながります。

なお、どんなに丁寧なセルフケアを続けていても、歯科医院での定期検診は欠かせません。年に2〜3回はプロのチェックとクリーニングを受け、見えないトラブルを早めに発見・予防することが、歯と歯茎の健康を守るためのポイントです。

6. よくある質問

Q1:歯茎がよく出血しますが、毎日ちゃんと磨いています。それでも歯周病の可能性はありますか?

A:はい、あります。磨き方や磨く範囲に偏りがあると、磨いていても歯垢が残り、歯周病が進行することがあります。そのため、歯科医院でのクリーニングや指導を受けるのがおすすめです。

Q2:出血が気になるので歯磨きをやめた方が良いですか?

A:出血していても、やさしく丁寧に磨き続けることが大切です。出血の原因が歯周病である場合、プラークをしっかり取り除くことが改善への第一歩です。

7. まとめ

歯茎からの出血は、単なる磨きすぎによる傷だけでなく、歯周病や全身疾患のサインであることもあります。特に歯周病は初期症状が軽いため、気づかないうちに進行してしまうケースが少なくありません。
歯茎の出血を「よくあること」と軽視せず、日々のケアを見直したり、気になる症状があれば歯科医院を受診することが大切です。「いつもと違うかも」と感じたら、それはあなたの体からの大切なメッセージかもしれません。
この機会に、歯と歯茎の健康を見直す第一歩を踏み出してみませんか?

恵比寿南DENTALでは、痛みの少ない丁寧な治療と、患者さまとの信頼関係を大切にした診療を行っています。虫歯や歯周病だけでなく、再発を防ぐ根本的な原因の見極めと対策にも力を入れており、幅広い治療に対応可能です。恵比寿駅西口から徒歩3分、中目黒・代官山からもアクセスしやすい好立地で、お仕事帰りや通学途中にも通いやすい環境を整えています。お口に関する不安や違和感がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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大学院では保存学講座美容歯科学部門にて学び博士号を取得
恵比寿南DENTAL
院長 井出 翔太郎

大学院で培った保存審美修復治療をベースに、虫歯治療からインプラント治療、矯正治療やメンテナンスを含めた「包括的口腔内管理」で、長期的に安定した審美性を伴う口腔ケアを行っています。また、肉眼の25倍の拡大視野を確保できるマイクロスコープを使用していますので、精度の高い治療が可能です。また、国内外の学会に多数参加し、世界最先端の歯科治療技術の習得やブラッシュアップによって、より良い治療法の提案につなげています。
恵比寿南DENTAL 院長 井出 翔太郎

大学院で培った保存審美修復治療をベースに、虫歯治療からインプラント治療、矯正治療やメンテナンスを含めた「包括的口腔内管理」で、長期的に安定した審美性を伴う口腔ケアを行っています。また、肉眼の25倍の拡大視野を確保できるマイクロスコープを使用していますので、精度の高い治療が可能です。また、国内外の学会に多数参加し、世界最先端の歯科治療技術の習得やブラッシュアップによって、より良い治療法の提案につなげています。

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