こんにちわ。
恵比寿駅近くの歯医者の恵比寿南DENTALの院長井出です。
先日当院で行いました虫歯治療について紹介させて頂きます。
[患者]
20代女性
[主訴]
右上の歯がしみる、フロスをすると引っ掛かる
[診断]
右上のレントゲンの画像です。
白く写っているものが昔治療した銀歯であり、その下に黒い影が見られ、虫歯が認められます。
またマイクロスコープを用いて肉眼の15倍まで拡大した画像です。
歯と銀歯の間に明らかな段差が認められます。
ここにフロスが引っ掛かっていたようです。
よって歯と銀歯の間に隙間ができてしまい、そこから虫歯の菌が侵入し中が侵されてしまっている状況でした。
[治療方法]
まず古い金属を取り除きます。そうしますと画像のように中は黒く虫歯になっているのがわかります。
また古い金属の影響で汚れが溜まってしまい隣の歯まで虫歯になってしまっていました。
虫歯を慎重にすべて取り除きます。
そうしますとこれだけ歯がなくなってしまいました。
虫歯でなくなったところには歯の神経を守るための保護材を置き痛みが出ないか経過を診ていきます。
こちらの患者様は何度も治療を繰り返したくない、もう金属で治療をするのは怖いということでしたのでセラミック材料を用いた治療を希望されました。
こちらがセラミックをセットした画像になります。
術後の経過も良好で歯の神経も保存でき、審美性にも優れた詰め物なので患者様にも大変満足頂けました。
[治療回数]
今回は虫歯が大きかった為経過観察をしっかり行ったので3回で治療は終了となりました。
虫歯の大きさにもよりますが、2回もしくは3回で綺麗なセラミックの詰め物を入れることが可能です。
保険診療での銀歯を用いた治療にはどうしても限界があります。費用を抑えられるというメリットはありますが、健康な歯を残す!余計な再治療を繰り返さないという点から考えるとどうしても最低限のレベルの処置になります。
恵比寿南DENTALでは精密な虫歯治療に力を入れています。何度も虫歯の治療でトラブルを起こしている、健康な歯をできるだけ残したいとう患者様はお気軽に恵比寿南DENTALまでご相談ください。