皆さんこんにちは。恵比寿駅近くの歯医者、恵比寿南DENTALの衛生士です。
当院でメンテナンスを受けて頂いている患者様から先日
虫歯になりやすい人となりにくい人って何が違うのですか?
という質問を受けました。
確かに虫歯になりにくさというのは個人差が結構大きく、幼少期の生活習慣や遺伝的要因も関わっているなど様々言われています。
なので、本日は虫歯をできにくくするための生活習慣についてお話ししていきます。
皆さんの多くは日頃1日3食の食事をしていると思いますが、間食はどれくらいされてますか?
ダイエットや健康のためにできるだけ間食を控えている方もいれば、どうしても我慢できずにお菓子をたくさん食べてしまう方もいらっしゃるでしょう。
間食の回数が多かったり、ダラダラと長時間食事していると、口の中に糖分が長く存在することになります。
そうしますと虫歯菌の栄養となる糖分が多く存在する環境ができあがってしまいますので、その結果虫歯ができやすくなってしまいます。
虫歯リスクの高い人の多くにこちらは当てはまるかと思います。
また、炭酸飲料やスポーツドリンク、健康のためにお酢を飲む方もいらっしゃると思います。それらに含まれる酸は歯の表面のエナメル質を溶かしてしまう原因になります。
エナメル質は歯を虫歯菌から守ってくれる最強のガードですが、その下にいる象牙質という部分は軟かく虫歯菌に対する抵抗力は決して強くありません。
炭酸飲料等をまったく飲まないようにするのは難しいかもしれませんが、頻度を調整し適度に飲むことで大切なエナメル質を守っていきましょう。
まただいぶ落ち着いてきましたが、3月4月は
マスクをしてても花粉症で辛い方もいらっしゃったと思います。鼻が詰まってしまうと、どうしても口呼吸になりがちで、そうすると口の中は乾燥してしまいます。
口の中が乾燥すると風邪のリスクだけでなく、唾液の量が減ってしまうことで、虫歯の菌が増えやすい環境となります。唾液の分泌はとても虫歯菌に対する防御としてとても大切です。
お口の乾燥が気になる方はこまめに水分補給をしたり、お口の保湿剤を使ってみるのもいいでしょう。
またお口の中の虫歯リスクを判定する方法として唾液検査を行なっています。
RDテストというもので、唾液を採取させて頂き15分程で虫歯リスクの判定を行うことができます。自分のお口の中がどれくらい虫歯になりやすい環境になっているかを知って頂くことはとても大切なことです。
あとはやはり歯科医院での定期検診に行くことがとても大切です。治療した部分は欠けたりしてないか、初期虫歯に変化がないか、毎回同じ場所に磨き残しがないか等を1ヶ月から定期検診できます。状態に応じて早めの初期治療やフッ素塗布を行うことができます。
定期的にお口の中をチェックすることで、大きな虫歯を防ぎ、清潔なお口の環境を保てます。
予防は最大の防御という言葉があるようにトラブルをいかに未然に防げるかがとても大切になりますので、定期検診を受診するよう心がけて頂きたいです。
恵比寿南DENTALでは衛生士による定期検診や歯磨き指導、唾液の検査による虫歯のリスク診断も行っています。
何か心配なことや分からないことなど、なんでもお気軽に恵比寿南DENTALまでご相談ください。