こんにちは。
恵比寿駅徒歩3分の歯医者、恵比寿南DENTALの衛生士です。
先日フロスの重要性についてお話しさせて頂きました。歯ブラシだけではどうしても汚れを完全に落とすことは困難で、特に歯と歯の間には磨き残しが出てしまいます。
本日はその磨き残しについて詳しくお話ししたいと思います。
歯医者さんに定期検診に行くと、磨き残しについて話をされることが多いと思います。ですがどこに磨き残しがあるか分からない方も多くいらっしゃると思います。
プラークや歯石は基本的に歯と同じ白い色をしていますのでパッと見ではどうしても気がつくことが難しいのです。
そこで、白くて見えにくい磨き残しを一目でわかりやすく変えるのが、染め出し剤です。
子供の頃には歯医者さんや学校などで歯ブラシの練習として色をつけた記憶がある方も多いはずです。
当院では最新の染め出し剤を使用しており、それを使用することで磨き残しをピンクと青の2色に染めることができます。
ピンク色に染まった部分は24時間以内に付着した比較的新しい汚れです。
そして青色に染まった部分は付着してから48時間以上経過している古い汚れです。
こちらは当院でメンテナンスを行なっている患者様です。1日3回毎食後歯ブラシをされています。一見特に磨き残しもなく問題ないように見受けられます。
こちらが汚れの染め出しを行ったところです。多くの部分に青色が認められ、24時間以上沈着している磨き残しがあることが示されます。
染め出し剤を使って色がつく事で、想像以上に磨き残しがあることがわかるため驚く患者さんがとても多くいらっしゃいます。
この染め出しは、子供から成人まで皆さんに行っています。
普段の自分の歯磨きでどこが磨けていて、どこに磨き残しが多いのか、自分の歯磨きが苦手な場所を知る事はとても重要なことです。
そしてそれに合わせて私達衛生士が歯ブラシの当て方であったり、歯ブラシだけでは落とし切れない部分はフロスなど補助的な器具の使い方を指導させて頂きます。
そうすることで日常での歯磨きの質が向上し、虫歯のリスクを下げる事ができます。
また細かい部分まで汚れを落としきることで、歯周病や歯肉炎、そして口臭も抑える事に繋がります。
恵比寿南DENTALでは患者様にワンランク上の口腔ケアを提供するために染め出し剤を用いたメンテナンスを積極的に行なっています。
定期検診やクリーニングが久しぶりの方は是非当院ににお越しください。そして是非染め出しをして、おウチでの歯磨きの質を向上させましょう。