皆さんこんにちは。恵比寿駅近くの歯医者、恵比寿南DENTALの衛生士です。
前回に続き、今回も歯ブラシの選び方についてお話しさせて頂きます。
まずは歯ブラシのヘッドといわれる部分の大きさについてです。
写真のようにそれぞれ大きさが異なり、右側にいくにつれてヘッドは大きくなります。
ヘッドの大きさは小さいものだどお子様や女性の開口量の少ない人の向いてます。歯と歯の細かい隙間や奥歯の裏側にも届きやすく磨きやすい作りになります。
また歯並びが重なり合っている人にも小さいヘッドのものがオススメです。
普通サイズのものは、男性や手を細かく動かして磨くやり方が苦手な人が使うといいと思います。
まずはヘッドの小さいものをご使用頂くことをオススメします。
またヘッドを含めた全体の大きさは大人用、小学生用、幼児用とありますので年齢に合ったものを使用することをオススメします。
写真は上から大人用、小学生用、幼児用になります。
続いて毛先の材質に関してになります。
毛先の材質に関しては2種類のものがあります。
まずはナイロン製のものです。丈夫で切れにくい素材のため市販の歯ブラシの90%程度に使用されていると言われています。吸水性が高く細菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。
続いては飽和ポリエステル樹脂(PBT)製のものです。こちらは歯科医院専用の歯ブラシに多く使われており、ナイロン製のものと比べると吸水性が低く細菌が繁殖しにくく、また耐久性も優れているためナイロン製のものより衛生的に使って頂けます。
毎日使用する歯ブラシですので、できるだけ衛生的に使用していただく方が安心かと思いますので、歯科医院で購入して頂くことも考えて頂ければと思います。
あとはハンドルという持ち手部分が手にした時にフィットするものや滑り止めがついてると磨きやすいでしょう。また奥歯を磨きやすくするのにハンドルに角度がついたもの等もあります。
こちらは衛生士まで相談頂ければ最適なものを提案させて頂きます。
また歯ブラシの交換時期に関しては、毛先がだんだん開いてきた時がひとつの目安になりますが効果的なケアを目指すなら1ヶ月に1度の交換をオススメさせて頂きます。
毛先が開いてしまった状態で使用し続けますとお掃除の効率は約4割減少すると言われています。
歯ブラシを裏側から見て毛先が横にはみ出しているようでしたら早めの交換をオススメします。
歯ブラシひとつとってもこれだけ様々な種類があり、自分の口にはどのタイプが合っているのかというのはなかなかわからないと思います。
そんな時は私たち衛生士までお気軽にご相談ください。
一緒にご自身に合ったものを見つけていきましょう。
恵比寿南DENTALでも歯ブラシの販売がありますので、受付にてご購入できます。
お気軽にスタッフまでご相談ください。