こんにちは。
恵比寿駅近くの歯医者、恵比寿南DENTALの衛生士です。
前回は歯の着色の原因についてお話しさせて頂きましたが、今回はその着色を落とすにはどうすれば良いかという話をさせて頂きます。
多くの患者様からメンテナンス受けたのに着色汚れが取りきれなかった、クリーニングしたばかりなのにまたすぐ着色してしまうなんていう悩みが聞かれます。
では、着色に有効なクリーニングはどのようなものでしょうか?
飲食物による表面の着色は歯科医院での表面のクリーニングによりある程度落とすことは可能です。
こちらはポリッシングというブラシを使ったクリーニングで保険診療の適応になります。
しかし歯と歯の間の着色はブラシの形状的に入り込みことができず取りきれずに残ってしまうことがあります。
特にタバコによるヤニは歯と歯の間に入り込みますので通常の保険診療のクリーニングでは落としきることがどうしても難しいです。
クリーニングしてもらったのに歯と歯の間の着色が残ってると感じられる患者様もいらっしゃるのではないかと思いますが、これは決して手を抜いているということではなく、ブラシを使った処置ではどうしても器具が届かないため着色汚れを落としきることができないのです。
前回のコラムでお見せしました、他院でクリーニングを受けたが着色汚れが取りきれてないという患者様です。
保険診療のクリーニングでは落としきれない着色汚れにはエアフローによるクリーニングをオススメしております。
エアフローは超微粒子のパウダーを用いますので歯と歯の間の汚れにも届かせることができるので、どんな汚れにも対応可能となります。
また着色汚れだけでなく口腔内のバイオフィルムという歯周病や虫歯菌の塊も同時に除去することが可能です。
よって歯の表面がツルツルになり汚れを落とすだけでなく、新たな汚れが着きにくくなります。
上の写真の患者様にエアフローによるクリーニングを行いました。歯と歯の間まで入り込んでいた着色汚れが綺麗になくなっているのがわかると思います。
最近は歯の色でお悩みの患者様が多くなってきました。歯自体の色を明るく白くするにはどうしてもホワイトニングが必要になりますが、もう少し手軽にできないかという患者様には歯の表面に付いた着色汚れを落とすだけでもかなり印象は変わますのでオススメです。
特にオススメな点としましては
① 仕上がりがキレイ
自分で落とせない歯の裏側や歯と歯の間の着色が落とせます。もちろんご自身の歯を傷つけたり等は一切ありません。
② 手軽で早い
短期間でステインという着色汚れが取れ、痛みもありません。
※多量に着色が付いている場合、1回で落とし切れないことがあります。
ただしエアフローを用いた場合は確実に1回で落としきることが可能です。
③ 汚れがつきにくくなる
仕上げに専用ペーストで磨く事により、ツルツルになり汚れの再付着を防止します。
よってクリーニングを重ねれば重ねるほど少しずつですが、着色に強い歯を作ることができるのです。
恵比寿南DENTALでは保険診療のクリーニングに加えてエアフローを用いたワンランク上のクリーニングを積極的に行っています。
患者様それぞれに合ったクリーニングを提案させて頂きますので、我々衛生士にお気軽に相談してください。