こんにちは。
恵比寿駅近くの歯医者、恵比寿南DENTALの衛生士です。
最近当院を受診される患者様の中でもコロナで怖くて歯医者に行ってませんでしたので、久しぶりの歯医者ですという方が増えています。
去年から引き続き新型コロナウイルスの感染は治まってはいませんが、それにより歯医者から足が遠のき定期検診の間隔がかなり空いてしまうのはそれもまた大きなリスクに繋がると考えられます。
ヨーロッパ歯周病学会が昨年発表したデータによりますと、歯周病の人が新型コロナウイルスに感染します死亡のリスクは8倍、ICUに入院するはリスク4倍、人工呼吸の必要性のリスクは5倍にもなるということでした。
新型コロナを恐れて歯医者に行かないことで万が一感染をした時の重症化のリスクを上げてしまっているということになります。
コロナ禍で歯科医院の受診を控える動きの中で、虫歯ができてしまったり、治療を途中で中断してしまって悪化するケースが増えてしまっているそうです。歯の治療をとりあえず痛みが取れたから大丈夫などご自身の判断で中断し放置してしまいますと、後に今よりも痛みが増して症状が悪くなることがあります。
そうなりますと本来であれば残せていた歯の神経を取らなければいけなくなってしまったり、最悪の場合残せていた歯を抜歯しなければいけなくなることもあり得ます。
どうか治療を中断してしまっている方は、歯の病態は自然治癒することはあり得ませんのでできるだけ早く受診して頂けたらと思います。
また、定期検診に行かなくなってしまったことによる影響の他、在宅ワークが増え、お菓子をダラダラと食べてしまったことによるもの、それからマスク生活による弊害もお口のトラブルの原因として考えられます。
マスクの着用によりお口を動かす機会が減ったことや、鼻呼吸のしづらさから口呼吸が増えたためお口の中は唾液量が減り、乾きやすくなります。乾燥したお口の中は細菌が繁殖しやすくなってしまい、虫歯や歯周病のリスクが高まると指摘されています。
歯科医院では以前より常に感染予防対策を行っておりますが、今回のコロナ禍において更に徹底している事が歯科治療での感染事例ゼロという結果につながっているのだと思います。
治療やメンテナンスの中断は病状の悪化を招くだけでなく、感染症の誘発要因にもなりかねません。是非、安心して歯科への受診をしていただければと思います。
恵比寿南DENTALでは患者様の安心安全を守るため新型コロナウイルス対策を徹底しております。
アポイントもできるだけ待合室が密にならないよう調整しておりますので、安心して来院して頂ければ思います。
治療を中断してしまっている方、定期検診が久しぶりの方はお気軽に恵比寿南DENTALまでご相談ください。