こんにちは。
恵比寿駅近くの歯医者、恵比寿南DENTALの衛生士です。
先日当院を受診されたお子様のお母さんから子供の歯が黒くなっていないのに痛いと言っているが虫歯ですか?
という質問を頂きました。
お口の中を拝見してみると確かにパッと見る感じでは黒くもなく普通の子供の歯と変わりはありませんでした。
しかしレントゲンを撮ってみると中で大きく虫歯になってしまっていました。
子供の歯は、大人の虫歯のように必ずしも黒くならず、そうでなくても虫歯が進行していることがよくあります。そして乳歯の白い虫歯は進行がとても速く、大きく進行していることがありますので注意が必要です。
さて、改めて虫歯の原因を考えてみましょう。
虫歯の原因は?
虫歯の原因は、「歯の質や唾液の質や量」「糖質(砂糖など)」「細菌(ミュータンス菌)」の大きな3つの要素があり、この3つの要素が重なることで、だんだんと虫歯の発生につながっていきます。
特に乳歯や生えたばかりの永久歯は、未成熟で感染に対する抵抗力が弱く虫歯になりやすいので注意が必要です。
また、虫歯の原因菌(ミュータンス菌)は糖質(砂糖)を材料として、歯を溶かす酸を作ります。よってジュースや甘いおやつをたくさん食べたり、だらだらと食べていたりする子供は、虫歯になるリスクがどんどん上昇してしまいますので気をつけなければなりません。
なぜ子供の歯は虫歯なのに白いのか?
健康な乳歯は表面に透明感があり、ツヤツヤして透き通った白色をしています。
しかし、虫歯になってしまうとツヤツヤとした透明感のある歯質が、部分的に白くボソボソとしたように見えてきます。これは歯の表面がミュータンス菌の出す酸によって溶け始めてしまうからです。
初期の虫歯は歯の表面が溶けて脱灰(だっかい)している状態です。この状態のときは、まだフッ素塗布などを行うことで歯自身が持つ再石灰化の力でもとに戻せる可能性があります。
恵比寿南DENTALではお子様の定期検診、ブラッシング指導、フッ素塗布を積極的に行っております。
大切なお子様の歯を守るために是非受診して頂ければと思いますので、恵比寿南DENTALまでお気軽にお問い合わせください。