こんにちは。
恵比寿駅近くの歯医者、恵比寿南DENTALの衛生士です。
前回は子供の虫歯の原因と、初期の虫歯にはフッ素による再石灰化が可能であり、削って治療を行わなくても済む可能性があるとお話しさせて頂きました。
今回はその続きと、虫歯を放置するリスクに関してお話しさせて頂きます。
お子様の虫歯が初期虫歯から進んでしまいますと、歯を削る治療をしなくてはなりません。まだできたばかりの浅い虫歯だと麻酔をせずに治療することも可能ですが、進行してしまった大きな虫歯は痛みがでる可能性があるので麻酔が必要となってしまいます。
注射が苦手なお子様も多いですので、まずはそこまで虫歯を到達させないように注意して頂きたいです。
またそこからさらに進行して神経にまで達する虫歯はその時の状態などで根っこの治療(根管治療)をしたり、場合によっては抜歯をしたりしなければいけません。
そして根の治療や抜歯が必要になってしまった場合には今後生え変わる大人の歯にも悪影響を及ぼす可能性があります。
子供の虫歯こそ定期検診による早期発見早期治療というものがとても重要になります。
子供の虫歯を放置するとどうなってしまうのか？
子供の虫歯を放置してしまいますと、以下のようなことが起こりますので、注意しなければなりません。
①偏食になりやすい
②顎が十分に発達しない
③さらに虫歯になりやすくなる
④大人の歯の歯並びにも影響がでる
⑤大人の歯の発育の妨げになる
子供の歯は虫歯になりやすく進行も早いため、普段から予防をすることがいちばん重要です。甘いおやつやジュースを好まれるお子様も多いと思いますし、また間食等によるだらだら食いには気をつけて、磨きにくい部分は必ず仕上げ磨きで磨いてあげることが予防をする上でとても大切になります。
また子供の虫歯は白くて見分けがつかないことも多くあるため、定期的に歯医者に通うことをおすすめいたします。そしてそこで虫歯が見つかれば、治療を行いましょう。
初期虫歯のうちでしたらフッ素塗布による再石灰化で削る処置を避けることができる可能性も十分にあります。
また歯医者さんでの定期検診で汚れの染め出しを行い衛生士さんに保護者の方を含めたブラッシング指導を受けて頂くことをオススメします。
染め出しをして磨けていない部分の磨き方を教えてもらうことでお家での歯磨き、仕上げ磨きの質は格段に上がります。
当院で染め出しと歯磨き指導を受けたお子様の多くがおウチでの歯磨きが楽しくなったと言って頂けるので、お子様の歯磨きに対するモチベーションも上がると思います。
恵比寿南DENTALではお子様の定期検診、ブラッシング指導、フッ素塗布を積極的に行っております。
大切なお子様の歯を守るために是非受診して頂ければと思いますので、恵比寿南DENTALまでお気軽にお問い合わせください。
