恵比寿南DENTAL

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歯のコラム​

セラミックの白い歯で矯正治療ができる?

「セラミック矯正」という言葉を耳にしたことがある方も多いかもしれません。

短期間で美しい歯並びと輝く白い歯を手に入れるための矯正治療として、近年注目されています。しかし、従来のワイヤー矯正やマウスピース矯正との違いが分かりづらく、どの治療が自分に合っているのか悩む方も少なくありません。

今回のブログでは、セラミックの被せ物を使った「セラミック矯正」について、その特徴や治療の流れ、メリット・デメリットなどを詳しく解説していきます。さらに、セラミック治療に関連する最新技術や症例、費用についても詳しくお伝えします。

1. セラミックの被せ物とは?

セラミックの被せ物は、審美的な治療を求める方にとって人気の高い治療方法です。セラミックは自然な白さと透明感を持ち、特に前歯などの目立つ部分の修復に用いられます。虫歯や破損した歯を修復する目的だけでなく、審美的な要素を高めるために使われることも多く、歯の色や形を美しく整えることができます。

a. セラミックの素材と特徴

セラミックは陶材でできており、非常に硬くて透明感があることが特徴です。金属を使用しないため金属アレルギーの心配がなく、口腔内に装着しても自然な見た目を保つことができます。また、長期間使用しても色が変わりにくいためコーヒーや紅茶、タバコなどの着色物質による黄ばみも抑えることができます。

セラミックの被せ物は、以下のような特徴があります。

自然な見た目:天然歯に非常に近い見た目と質感を持っており、他の歯と違和感なく調和します。

耐久性が高い:奥歯にも使えるほどの強度があり、日常の噛む力にも十分耐えることができます。

アレルギーがない:金属を使わないため、金属アレルギーの心配がなく、口内環境に優しい素材です。

変色しにくい:セラミックは変色しにくい性質を持っているため、長期間美しい状態を保てます。

b. セラミックの治療の流れ

セラミックの被せ物を使用する治療は、通常以下のような流れで進みます。

診断とカウンセリング
まずは、担当の歯科医師が患者さんのお口の状態を確認し、セラミックが適しているかどうかを診断します。審美的な希望を聞き、どのような治療が最適かを提案します。患者さんの希望や予算、ライフスタイルを考慮して最適なプランにご納得いただくことが大切です。

歯の削合
セラミックの被せ物を装着するために、まずは歯を削ります。削る量は最小限に抑えられますが、歯を削ることには一定のリスクが伴います。被せ物がフィットするように、形を整えるために必要な治療です。

型取りと仮歯の作製
歯を削った後は、型を取って技工所でセラミックの被せ物を作製します。その間、仮歯を装着して日常生活に支障がないようにします。

セラミック被せ物の製作
技工所で作製されたセラミックの被せ物は、歯科医院に送られ、患者さんにフィットするかどうかを確認します。色や形、噛み合わせが問題ないかどうかをチェックします。

最終的な装着
最後に、セラミックの被せ物を永久に装着します。噛み合わせや見た目を最終確認し、患者さんが満足するまで調整を行います。

2. セラミック矯正とは?

セラミック矯正は、歯にセラミックの被せ物を装着することで、短期間で歯並びを美しく整える方法です。従来のワイヤー矯正やマウスピース矯正と異なり、歯を動かすのではなく、被せ物を用いて歯の見た目を整えます。セラミック矯正は、特に前歯の形や色、歯並びを短期間で改善したい方に向いています。

a. セラミック矯正の流れ

セラミック矯正の治療プロセスは、通常以下のようなステップで行われます。

カウンセリングとシミュレーション
最初に患者さんの希望や理想の歯並びを聞き、どのような形や色にするかをシミュレーションします。

歯の削合
セラミッククラウンを装着するために、患者さんの歯を削ります。削る量は患者さんの希望や歯の状態によって異なりますが、最小限の削合で済むことが多いです。

仮歯の装着
本番のクラウンが完成するまでの間、仮歯を装着します。仮歯も見た目や噛み合わせを考慮して作られるため、治療中でも安心して過ごすことができます。

セラミッククラウンの装着
最終的に作製されたセラミッククラウンを装着し、噛み合わせや見た目を最終調整します。

3. セラミック矯正のメリット

セラミック矯正には、多くのメリットがあります。

a. 短期間で理想の歯並びを実現できる

従来のワイヤー矯正では、治療に数年かかることもありますが、セラミック矯正では数週間から数ヶ月で治療が完了します。急いで美しい歯並びを手に入れたい方にとっては、非常に魅力的な治療法です。

b. 歯を動かす痛みが少ない

従来の矯正治療では、歯を動かす際に痛みが生じることがありますが、セラミック矯正では歯を動かさずに被せ物を装着するため、治療中の痛みがほとんどありません。

c. 審美的な仕上がりが非常に高い

セラミックは天然の歯に非常に似ており、透明感のある自然な見た目を実現します。歯の色や形を細かく調整することができ、患者さんの希望に合わせて仕上げることが可能です。

d. ワイヤー装置が不要

セラミック矯正では、従来の矯正装置(ワイヤーやブラケットなど)を使用する必要がありません。装置を長期間装着する煩わしさがないため、治療中も快適に過ごすことができます。

4. セラミック矯正のデメリット

もちろん、セラミック矯正にもいくつかのデメリットがあります。これらを理解しておくことで、治療に関するトラブルを未然に防ぐことができます。

a. 費用が高い

セラミック矯正は保険適用外の自由診療であるため、費用が高額になることが多いです。治療費は医院によって異なるため、事前に見積もりや相談をすることが重要です。

b. 歯を削る必要がある

セラミック矯正では、被せ物を装着するために健康な歯を削る必要があります。一度削った歯は元に戻せないため、慎重な判断が必要です。

c. セラミックの破損リスク

セラミックは強度があるとはいえ、強い衝撃や歯ぎしりによって割れるリスクがあります。特に歯ぎしりの癖がある方は、ナイトガードの装着が推奨されます。

5. セラミック矯正後のメンテナンス

セラミック矯正が成功した後も、長期間その状態を保つためにはメンテナンスが必要です。

a. 定期的な歯科検診

治療後も、定期的に歯科医院で検診を受け、セラミックの状態を確認してもらいましょう。噛み合わせやセラミッククラウンの摩耗、劣化がないかチェックすることが大切です。

b. ナイトガードの使用

歯ぎしりの癖がある方や、寝ている間に歯に負担がかかる方は、ナイトガードを使用することでセラミックを守ることができます

6. セラミック矯正の持続性と耐久性

セラミック矯正を考えている多くの患者さんが気になるのは、その耐久性と持続性です。セラミックは非常に硬く、変色しにくい優れた材料ですが、どのくらいの期間美しい状態を保てるのでしょうか?

a. セラミックの耐久年数

一般的に、セラミックの被せ物は10年以上持つと言われています。ただし、耐久年数は個々の口腔環境や生活習慣、メンテナンスの仕方によって大きく左右されます。例えば、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方の場合、セラミックが割れたり欠けたりするリスクが高まるため、ナイトガードなどで保護することが必要です。また、硬いものを頻繁に食べる習慣がある方も、セラミックの耐久性に影響を与える可能性があります。

セラミックが割れたり、欠けたりした場合でも、補修や再作製が可能です。ただし、治療後に再びセラミックを修復するには追加の費用がかかるため、できる限り長く維持するための予防策を取り入れることが大切です。

b. 長持ちさせるためのケア

セラミック矯正後も、天然歯と同様に日常的なケアが非常に重要です。具体的には、以下のようなポイントに気をつけましょう。

正しい歯磨き
毎日の歯磨きは欠かせません。特に、セラミックの歯と歯ぐきの境目にプラークが溜まりやすいため、丁寧に磨くことが必要です。セラミックは変色しにくいですが、周囲の天然歯は変色する可能性があるため、全体的な美しさを保つためにも、フッ素入りの歯磨き粉などを使いながらしっかりケアしましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシの活用
歯ブラシだけでは届かない部分のケアには、デンタルフロスや歯間ブラシが欠かせません。特に、セラミックの歯は隣接する歯との隙間が非常に狭くなることが多いため、これらのツールを使用して食べかすやプラークを取り除くことが効果的です。

ナイトガードの使用
前述の通り、歯ぎしりや食いしばりがある場合、セラミックが破損するリスクがあります。そのため、寝る時にナイトガードを使用することで、歯やセラミックへの過剰な力を抑えることができます。

定期的な歯科検診
セラミック矯正後も、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。少なくとも半年に一度、歯科医師に状態を確認してもらうことで、トラブルが起こる前に対処できることが多いです。また、歯科クリーニングも定期的に受けることで、セラミックの美しさを長期間維持することができます。

c. セラミック矯正は永久的な治療か?

セラミック矯正は非常に優れた審美歯科治療法ですが、永久的な治療ではありません。セラミック自体は非常に耐久性が高いものの、時間が経つと摩耗したり、欠けたりすることがあり、そのたびに調整や修復が必要となることがあります。また、セラミックの裏側の天然歯や歯ぐきの健康状態が悪化した場合、セラミッククラウンを再作製する必要が出てくることもあります。

ただし、適切なケアと定期的なメンテナンスを行うことで、セラミックの美しさと機能を長期間保つことは十分可能です。治療を受ける前に、長期的な視点での治療計画を立て、どのようにメンテナンスを行っていくかを歯科医と話し合うことが重要です。

7. まとめ

セラミック矯正は、短期間で理想的な歯並びと美しい白い歯を手に入れたい方にとって、非常に効果的な治療法です。自然な仕上がり、強度、そして透明感のある美しい歯が手に入ることから、多くの患者さんがこの治療法を選んでいます。

しかし、セラミック矯正には費用や歯を削る必要があるといったデメリットも存在します。治療を受ける際には、しっかりとしたカウンセリングを受け、納得した上で治療を進めることが大切です。また、治療後も長期間美しい状態を保つためには、適切なメンテナンスとケアが欠かせません。

もし、セラミック矯正やセラミック治療に興味を持っているなら、まずは信頼できる歯科医院でカウンセリングを受け、自分に最適な治療法を見つけてください。

当院もセラミック治療を多くの患者さんに喜んでいただいている実績がございます。

少しでも気になることがあれば、いつでもご相談ください。ご連絡をお待ちしております。

目次

大学院では保存学講座美容歯科学部門にて学び博士号を取得
恵比寿南DENTAL
院長 井出 翔太郎

大学院で培った保存審美修復治療をベースに、虫歯治療からインプラント治療、矯正治療やメンテナンスを含めた「包括的口腔内管理」で、長期的に安定した審美性を伴う口腔ケアを行っています。また、肉眼の25倍の拡大視野を確保できるマイクロスコープを使用していますので、精度の高い治療が可能です。また、国内外の学会に多数参加し、世界最先端の歯科治療技術の習得やブラッシュアップによって、より良い治療法の提案につなげています。
恵比寿南DENTAL 院長 井出 翔太郎

大学院で培った保存審美修復治療をベースに、虫歯治療からインプラント治療、矯正治療やメンテナンスを含めた「包括的口腔内管理」で、長期的に安定した審美性を伴う口腔ケアを行っています。また、肉眼の25倍の拡大視野を確保できるマイクロスコープを使用していますので、精度の高い治療が可能です。また、国内外の学会に多数参加し、世界最先端の歯科治療技術の習得やブラッシュアップによって、より良い治療法の提案につなげています。

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