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歯のコラム​

食いしばりがあってもマウスピース矯正できる?

はじめに

矯正治療と食いしばり(ブラキシズム)は、お口の健康において密接に関連しています。

こちらの記事では、矯正用マウスピースと食いしばりの習慣が相互に与える影響に焦点を当てます。多くの人が矯正用マウスピースを単なる歯並びの改善ツールと考えがちですが、実はこれが食いしばりに与える影響も重要です。食いしばりはストレスや不安から生じることが多胃と言われており、矯正治療中のお口の中への追加の圧力がこれを悪化させる可能性があります。矯正用マウスピースの役割と、それが食いしばりにどのように影響するかを詳しく解説します。

矯正用マウスピースの基本とその他マウスピースの種類

矯正用マウスピースの主な目的と機能

矯正用マウスピースは、主に歯並びを整えるために使用されます。この目的のため、様々な種類のマウスピースが開発されています。最も一般的なのは、透明なプラスチック製の取り外し可能なマウスピースで、これは口腔内にぴったりとフィットし、目立たずに歯を徐々に正しい位置に動かします。

異なる種類のマウスピースとその特徴

他には、様々なニーズに対応するために設計された特殊なマウスピースもあります。

一般的に知られているものだと、スポーツの際に使用するマウスピースです。

スポーツ用のマウスピースは、使用する際のスポーツによって大きく仕様が変わります。

スポーツ用マウスピースは矯正治療中に使用する場合には矯正治療を担当する歯科医師と、綿密な連携を図ることで、最適なマウスピースを製作することが可能です。

食いしばりの原因と影響

食いしばりの原因

食いしばり、またはブラキシズムは、主にストレスや不安、睡眠障害などの心理的要因によって引き起こされます。日常生活におけるストレスや不安が高まると、無意識のうちに歯を強く噛みしめることが増え、これが食いしばりを引き起こします。

睡眠時の中途覚醒による浅い睡眠が続くことなどによるストレスで、食いしばりなどが起こることも昨今の研究でわかっています。

食いしばりが矯正治療に及ぼす影響。

食いしばりはお口の健康に様々な影響を与える問題です。強い噛みしめは、矯正器具に過度の圧力をかけ、治療の過程を妨げたり、矯正器具を破損させたりするリスクがあります。さらに、症状を放置することでの重症化によって歯の摩耗や顎関節の問題をさらに引き起こす可能性もあります。

矯正用マウスピースと食いしばりの相互作用

矯正用マウスピースの使用が食いしばりに与える影響

矯正用マウスピースの使用は、食いしばりに対して一定の影響を及ぼすことがあります。一方で、マウスピースは歯への圧力を分散し、食いしばりによる歯の摩耗や顎関節への負担を軽減する働きをします。しかし、一部の患者様では、マウスピースが口腔内の異物感を引き起こし、食いしばりを促進することもあります。

矯正治療中の食いしばり対策とマウスピースの調整方法

矯正治療中の食いしばりに対処するためには、マウスピースのフィット感を常に確認し、必要に応じて調整を行うことが重要です。また、ストレス管理をすることで、無意識の食いしばりを減らし、矯正治療の効果を最大限に高めることができます。

矯正用マウスピースの適切な使用とケア

正しい矯正用マウスピースの装着方法

矯正用マウスピースの効果的な使用には、正しい装着方法が不可欠です。マウスピースは、歯にしっかりとフィットするように慎重に装着し、指示された時間、通常は日中と夜間を通して着用する必要があります。

マウスピースの維持管理と清潔保持の重要性

また、マウスピースの清潔な状態を維持するのは、矯正治療の成功とお口の健康状態の維持にとても重要です。毎日の清掃と定期的な検査は、マウスピースを清潔に保ち、細菌の蓄積を防ぎます。基本的に矯正治療期間に使用するマウスピースは長期間使用するものは少なく、2週間以内に1度、新しいマウスピースへの交換を行う場合が多いですが、正しくケアされたマウスピースは、最大限の快適さと治療の効果を提供できると言えるでしょう。

食いしばり対策のためのヒントはある?

ストレス管理のテクニック

食いしばりを軽減するためには、ストレス管理が鍵となります。

趣味やスポーツなどに打ち込むことでストレスを軽減することができます。

精神的な疲れではなく、適度な運動による肉体的な疲れによって深い睡眠を得ることも時には必要なのかもしれません。

睡眠環境の改善とリラックス方法

また、睡眠環境を改善することも効果的です。快適な寝具を用意し、寝室を暗く静かに保つことで質の高い睡眠を促進し、無意識の食いしばりを減らすことができます。

合わない枕や、柔らかすぎるマットレスなど、睡眠の質を妨げているものがあれば少しずつでも改善できるといいですね。

まとめ

いかがでしたか?矯正用マウスピースの適切な使用と食いしばりの管理は、お口の健康の維持のためにとても重要なことがわかっていただけたと思います。定期的な歯科医院でのチェックを続けることで、矯正治療とお口のケアの最適なバランスを保ちましょう。

目次

大学院では保存学講座美容歯科学部門にて学び博士号を取得
恵比寿南DENTAL
院長 井出 翔太郎

大学院で培った保存審美修復治療をベースに、虫歯治療からインプラント治療、矯正治療やメンテナンスを含めた「包括的口腔内管理」で、長期的に安定した審美性を伴う口腔ケアを行っています。また、肉眼の25倍の拡大視野を確保できるマイクロスコープを使用していますので、精度の高い治療が可能です。また、国内外の学会に多数参加し、世界最先端の歯科治療技術の習得やブラッシュアップによって、より良い治療法の提案につなげています。
恵比寿南DENTAL 院長 井出 翔太郎

大学院で培った保存審美修復治療をベースに、虫歯治療からインプラント治療、矯正治療やメンテナンスを含めた「包括的口腔内管理」で、長期的に安定した審美性を伴う口腔ケアを行っています。また、肉眼の25倍の拡大視野を確保できるマイクロスコープを使用していますので、精度の高い治療が可能です。また、国内外の学会に多数参加し、世界最先端の歯科治療技術の習得やブラッシュアップによって、より良い治療法の提案につなげています。

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